上の写真を見て欲しい。前回と違い、緩やかな流れである。ちなみに、右が上流・左が下流である。 よく見てもらえると、岩に右側からあたった流れが左右に分かれている。岩の左側の水面は少しもりあがっている。 流れがあたった部分は水圧により少し盛り上がる。これは一般に「クッション」と呼ばれる。 通常、何かしらに岩に流れがあたると、このように「クッション」ができる。ただし、アンダーカットロックと呼ばれるような、水面下がえぐれた岩などにあたった場合はできない。それは、水圧を川底側に逃がす形になるので、クッションができないのだ。 また、岩にあたった流れは左右に分かれる。 そのため、岩の後ろは流れの力を受けずに水面は低くなっている。 それだけではなく、左右の流れが圧力の低い岩の後ろ側に流れ込み、小さな反転流ができる。 この反転流を通常、「エディ」と呼ぶ。
続い上の激流部分を見て欲しい。左下部分の流れがない部分が、先に触れた「エディ」である。 次に、写真の真ん中部分を見て欲しい。 水は段差ができ落ち込んでいく。この部分を「ホール」と呼ぶ。 この部分が、ラフティングや事故を考える上で、かなり重要なウェイトを占める。 なぜならば、この部分がもっとも複雑な流れで、流されているものを一気に川底に引き込んでいくものであるからである。 |