ラフティングと水力学

川の流れを知る

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エディとは?カレントとは?
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ホール

6.jpg

上の写真の中央部をみてほしい。水は落差を落ちているのがわかる。
この部分をホールと呼ばれる。
流水は落差を落ちるとき、その勢いでいったん川底まで流される。
次に川底への力の反作用や、圧力の関係で少し下流側であがってくる。
上がってきた水は、水面上で上流側に流れる流れと下流側に流れる流れに変わる。
図示しているので下の図をみてほしい。

8.jpg

このように、ホールの部分では、複雑な流れをしている。
上流からの流れが岩にぶつかり、その際に先述した「クッション」と現象ができ、その後、落ちた水は落ち、ボイルラインで水は上昇し、上流への流れと下流への流れに分かれる。
上流へ流れた水は、そこで洗濯機(縦)状に回転してくるくる回る。
これが「ホール」で起きているシンプルな例だ。
ちょうど、ホールに落ちてすぐとボイルラインまででかつ、水面近くの流れは反転している状態になる。
カヤックやラフティングボートでこの反転を利用して遊ぶ人が多い。
ただし気をつけたいのが、(流れが)つよすぎるホールはとても危険になるという事だ。
まったく下流にでれず、溺れてしまう可能性がある。
注意してみたいのが、落ち込みからボイルラインまでの長さと、流れの強さだ。
また、人口堤防のように、 川(流れ)に対して一直線に入っているホールは危険だ。
理由は通常の岩の場合は、落ち込みの上空から見た形は、一直線ではなく、いろいろな形をしている。そのため、流れが抜け出る部分がありうのだ。
それに対し、堤防などの場合は、ひたすら回転し続ける場合がある。





エディとは?カレントとは?

エディとは、岩の後ろや、湾の中での反転流のことをいう。また、反転流だけでなく、先の条件で流れが止まったり緩くなったところも含めて呼ぶこともある。

7.jpg
 
 上記の写真は上(右)より左に流れているところである。
右側の岩のうしろが、流れ止まっているのが分かるだろうか?
これがエディである。
また、水の流れのベクトル(方向と強さ)をカレントと呼ぶ。
メインカレント(本流)とエディとの間が白くなっているのがわかりますか?
その部分はエディラインと呼ばれます。
それは、下流に向いて流れるメインカレントと反転(もしくは緩やか)になっているエディとの境目がちょうど逆向きの流れがぶつかり、複雑な水流が起きている。
ここでは渦のようなものもできている。
ちなみに、鳴門のうず潮も、海でのこの現象(反対方向の海流がぶつかるため)でできている。
その部分は、流されている人であれば、沈んだり、ボート(ラフティングボート)であれば、漕いでも抜け出にくくなる。
特に、流れが強くなればなるほどエディラインに高低差(流れが速いところが高くなる)ができてくる。
一般にラフティングであれ、流されている人であれ、エディ自体は(流れが強すぎなければ)比較的安全と言われているが、このエディラインには要注意だ。
ただし、エディ自体も流れが強くなれば、横方向にくるくる回りだし、脱出不能になる可能性もあるので要注意だ。
 


流れの名称

3.jpg
上の写真を見て欲しい。前回と違い、緩やかな流れである。ちなみに、右が上流・左が下流である。
よく見てもらえると、岩に右側からあたった流れが左右に分かれている。岩の左側の水面は少しもりあがっている。
流れがあたった部分は水圧により少し盛り上がる。これは一般に「クッション」と呼ばれる。
通常、何かしらに岩に流れがあたると、このように「クッション」ができる。ただし、アンダーカットロックと呼ばれるような、水面下がえぐれた岩などにあたった場合はできない。それは、水圧を川底側に逃がす形になるので、クッションができないのだ。
また、岩にあたった流れは左右に分かれる。
そのため、岩の後ろは流れの力を受けずに水面は低くなっている。
それだけではなく、左右の流れが圧力の低い岩の後ろ側に流れ込み、小さな反転流ができる。
この反転流を通常、「エディ」と呼ぶ。

5.jpg
続い上の激流部分を見て欲しい。左下部分の流れがない部分が、先に触れた「エディ」である。
次に、写真の真ん中部分を見て欲しい。
水は段差ができ落ち込んでいく。この部分を「ホール」と呼ぶ。
この部分が、ラフティングや事故を考える上で、かなり重要なウェイトを占める。
なぜならば、この部分がもっとも複雑な流れで、流されているものを一気に川底に引き込んでいくものであるからである。


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水の流れ

1.jpg

上の写真を見て欲しい。
川の流れは決して単調ではない。右側の方が多く流れ、左側は少ししか水が流れていない。また岸のあたりを見て欲しい。どちらの側でも良いが、岸ぎりぎりの部分は、ほとんど水が流れていないのが分かってもらえるだろうか?上の写真では分かりにくいので、次の写真を見てもらおう


2.jpg

こちらの写真の下の方を見てもらいたい。川の中心の方は、まっしろで激流状態であるにもかかわらず、岸の方では水がほとんど流れていない。
また、少し分かりにくいのだが、ちょうど真ん中の岩の後ろのあたりも見て欲しい。少し緑色がかっているのもわかるだろうか?ここも水の流れが、左右に比べて弱くなっている。もちろん岩によって流れがとめられているのだが、実はそれだけが理由ではない。
このサイトでは、そういった流れの一つ一つについて勉強していこう。